2022.6.15
僕の包丁
菜切包丁と三徳包丁は関吉秀の作。
両方とも20年以上前に友人からいただいて、そのまま眠っていたもの。
柄は腐って取れていて、金属も深い錆があちこちに回っていたもの。
青紙2号でなかなか良い包丁で捨てるに忍びず、関の「三秀」を訪れ研ぎの依頼をしていた。
出来上がりはあまり芳しくなく、欠けた刃は完璧に研ぎ直されてはいなかった。
表面の錆をサビトル君で磨き、刃は2時間ほどかけて研ぎ直した。
切れ味抜群に復活した包丁は眺めるだけでも心が豊かになります。
出刃、小出刃と柳は堺の實行刃物の作。
白紙2号で柳は本焼きです。
切れ味は言うに及ばず、料理をするのが楽しくなる逸材です。
包丁研ぎはストレス解消になる。
集中して包丁を研ぐと、不思議と心が静穏になる。
仕事のストレスも一発で吹き飛ぶよ。